高級腕時計のブランド、歴史

時代を超えて魅了し続ける腕時計には、語り継がれる伝説やさまざまな逸話が宿ります。腕時計を手にするということはそこに宿る物語を手にするということです。そういった腕時計ブランドの歴史やその腕時計にまつわるストーリーを紹介します。

ロレックス ROLEX

ロレックス デイトアジャスト41 New Rolex Datejust 41

Rolex-Datejust-41

ケースサイズを41mmにアップし、最新の自動巻きムーブメント「キャリバ-3235」を搭載。精度、耐磁性、耐衝撃性などに優れています。

大型香箱とエネルギー伝達効率の向上で約70時間のパワーリザーブを実現。ケースはSS×YG。

価格¥1,306,800

腕時計は懐中時計の小型化というだけでなぐ、ライフスタイルの変化にともなう新たなニーズを生み出しました。それにいち早く気づいたのが、1905年に設立されたロレックスです。

老舗ブランンドの多いスイスでは新参になるが、それだけに腕時計への転換期であることを明確に認識。

5年後には腕時計として初めてクロノメーター公式証明書を獲得。以後も実用性の高い「3大発明」
で腕時計の時代を切り拓いてきました。ロレックスの名前を最初に世界に知らしめたのは、26年に特許を取得した世界初の防水・防塵ケース「オイスター」です。

金属塊からくり抜かれた継ぎ目のないミドルケースに、ネジ込み式のリューズと裏蓋を組み合わせることで、それまでになかった気密性を実現。

しかし、このケースではゼンマイを巻く時にネジ(リユース)を解除する必要がありました。

そこでロレックスは、半円形のローターが回転してゼンマイを巻き上げる機構を開発。

31年に「パーペチュアル」として発表。この名称は一般的に永久カレンダーを意味しますが、
ロレックスは自動巻きとして使用。

手で巻き上げる面倒な作業から、人々を解放したのです。

かくして、「オイスター」「パーペチュアル」がロレックスの代名詞となりましたが、この2つの発明が腕時計の行動範囲を飛躍的に広げました。

さらに45年には、ダイヤルの小窓で日付を表示する初の自助巻き腕時計「デイトジャスト」を発表。

それによって腕時計の基本的なスタイルが確立されたのです。   

時計買取に特化した無料一括査定サイト「時計買取.biz」

時計買取.bizでは、ロレックスやオメガなどの定番ブランド時計からパテックフィリップなどの超高級時計まで、あらゆる腕時計を最大10社より無料一括査定を行い一番の最高値で買取いたします。

「大切な時計だからこそ、少しでも高く売りませんか?」

時計業界で19年培った経験により価値を最大限見極めることが可能です。

>>時計買取.bizはこちら

2004年に復刻した、ロッレクスの「ターノグラフ」とは?

rolex-turn-o-graph

ロレックスのターノグラフは、回転ベゼルを装備した個性的なモデル。そして通常のデイトジャストと異なる赤い秒針、赤い日付、赤い囗ゴが特徴の注目のロレックスの逸品です。

1930年代後半から、創業者の(ンスーウイルスドルフとロレックス社は、回転するベゼルに関わる特許を複数取得しました。

53年に成果は結実し、2つの製品が登場します。ひとつは「サブマリーナー」。そして、この「ターノグラフ」です。

デイトジャストの中でも特に個性的なターノグラフは、2004年、現在のデザインで新たに登場した、注目すべきモデルです。

現行の夕ーノグラフにも永遠のベストセラー、デイトジャストの基本的なシルエットが継承されています。

しかし違いは決定的です。ターノグラフに装備されるのは、円周を60等分する数字とゼロ位置のトライアングルを備えた回転ベゼル。

「TURN-O-GRAPH一のOの文字は、このベゼルの形象にほかならりません。そして文字盤上の赤い秒針、赤い日付、赤いロゴ。

両方向可動の回転ベゼルの操作性は独特です。サブマリーナーのような「固定する」ことを前提とする逆回転防止ペゼルに対して、ターノグラフのベゼルはさまざまなシーンで「動かす」ことを前提としています。

絹の白手袋をはめた指先でも、滑らかに転がるだろうその触感には、ほかに比べるものがありません。

この回転ベゼルは、ドレスウォッチに特別な機能と存在価値をもたせました。

クロノグラフ機構を必要とせずに、経過時間の計測を容易に行っことができるのです。

現在の分針または秒針に、ベゼルのゼロ位置のトライアングルマークを合わせるだけで、事実上、ストップウォッチのように計測が可能。

時針にセットして、より長い経過時間を読み取ることもできます。

クロノグラフのように特別な操作をすることなく、我々が体得しているアナログ時計を読むスキルの身体性に調和した、極めて実用的、身体的な機能なのです。

ウイルスドルフが夢見た回転ベゼルの技術は、ひとつはサブマリーナーとなり、スポーツモデルが継承しました。

その一方で「スーツにスポーツウォッチは野暮」という、旧き良きドレスコードにものっとるターノグラフの存在価値は貴重です。

さらに現行のターノグラフは、デイトジャストでありながらスポーツモデルとの界面にあり、ドレスースタイルやカジュアルースタイルのどちらにもマッチし、オンタイムにもオフにも好ましいです。

ターノグラフのムーブメントは、すべてクロノメーター。そしてケース内の立ち上がり部分には王冠マークと、連続する「ROLEX」の文字、シリアルナンバーが刻印されています。


時計買取に特化した無料一括査定サイト「時計買取.biz」

時計買取.bizでは、ロレックスやオメガなどの定番ブランド時計からパテックフィリップなどの超高級時計まで、あらゆる腕時計を最大10社より無料一括査定を行い一番の最高値で買取いたします。

「大切な時計だからこそ、少しでも高く売りませんか?」

時計業界で19年培った経験により価値を最大限見極めることが可能です。

>>時計買取.bizはこちら

ギャラリー
  • PATEK PHILIPPE グランド・コンプリケーションRef.5208P
  • パテック・フィリップ グランド・コンプリケーション5320
  • ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル・クロノグラフ・パーペチュアルカレンダー Vacheron Constantin Traditionnelle Chronograph Perpetual Calendar
  • ウブロ HUBLOT ビッグ・バン MECA-10 Full Magic Gold
  • ロレックス デイトアジャスト41 New Rolex Datejust 41
  • 2004年に復刻した、ロッレクスの「ターノグラフ」とは?
  • ロレックスの歴史が物語る、画期的な機構と名品
  • ロレックスの歴史が物語る、画期的な機構と名品